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トラブルはチェックしていないとき限ってに起きる

ラグビーワールドカップが始まりましたね。私は学生時代にニュージーランドに1年滞在していたのですが、久しぶりに代表戦をTV観戦をして、初めて見たときの感動がよみがえってきました。

ラグビー観戦でビールの消費量が膨大に増えるというニュースも見ましたが、思わず笑ってしまいました。

ラグビーが盛んなイギリス圏は確かにビールを沢山飲みますし、ニュージーランドで見たオーストラリア人を表現する風刺がでも、車の後ろにビールのタンクを引っ張りながら運転する絵があったくらいよく飲みます。

ビール片手にラグビー観戦。本当に楽しそうですよね。

さて、今日の話題は「データ記録」のお話です。

計器の動きを定期的に記録する作業があるのですが、データ記録というのはとても重要な営みです。

では、データというのは記録するだけでは意味が無くて、再利用されないと本当の力が発揮できません。

「再利用」には色んな意味が含まれます。

・過去の動きから機器の動作状況を分析するため

・トラブルがあったときに原因を探るため

・機器の動作状況からメンテナンスや設備投資計画の材料とする

・動作状況から原価管理の元データとする

などなど

色々とあります。

となると、ここで重要になるのが「データ記録の頻度」です。

手動でやる場合は、実験でもない限り数時間以上のインターバルが空きます。

そして、皮肉なことにトラブルは殆どが記録した以外のインターバルで起きるんですね。

確率論からみても、あまり違和感ないと思います。

記録をするために、現場に滞在するのはどれくらいの時間でしょうか?

おそらく1箇所長くても数分です。

1日5回点検するとしても(実態はもっと少ないことが多いでしょうが、敢えて多めに)

1回1分として合計5分。

1日24時間で1440分。機器の前にいるのは5/1440です。そりゃ、機器の前にいない時にトラブルが起きるに決まっています。

別にマーフィーの法則(古いか)でもなんでもなくて、確率論からいっても見ていない時におきるんです。

見ているときにトラブルが起きる方が、むしろ不思議なくらいで。

たまたま見ているときに起きて「ほら、やっぱりちゃんとチェックしないといけない」というのは、あまり科学的ではなんです(笑)

見ていない時に限ってトラブルが起きるということは、

記録された少ないデータから「いつトラブルが起きたのか?」「何故トラブルが起きたのか?」ということを考えないといけないわけで、これはもう、相当難易度高いというのがよく分かると思います。

相当な想像を膨らませながら原因追求をしないといけない。

これをやるには、やはり経験が相当重要になってきてしまいますし、いかんせん経験者以外の方に説明をするにはかなり厳しいと言わざるを得ません。

それらをカバーするには、想像よりも記録のインターバルを短くするしか方法がないんです。

記録には、いちいち人が動くよりもやはりそこは機械に任せておきたいところ。

「必要だけども、人がやると時間もかかり、正確性に欠ける」これこそ自働化させる効果が大きいのかもしれません。