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標準化の落とし穴1

 1週間ぶりのブログです。

 昔から「標準化」というのは進んでいます。一番わかりやすいのが、「JIS(日本工業規格)」などがありますね。

 結構、身の回りには標準化されたものが多くあります。例えば、クルマのウィンカー。日本車は右にレバーがありますが、輸入車は左にあることが殆どです。よく言われるのが、「左ハンドルをそのまま右にしたから、レバーが左側にある」ということ。

では、日本と同じイギリスで売られている日本車のウィンカーレバーはどちらにあると思いますか?

 実は日本に輸入されるクルマと同じく左側なんです。

 これは「標準」の違いから生まれます。日本はJISで規定された右側、イギリスの場合はISO(国際標準規格)に基づいて、左側に設置されているんですね。

 まぁ、このような各国や国際的に標準化されたものだけでなく、各個社で設定された「標準」も結構あるのではないででしょうか?

この「社内の標準」とはなんのために作るのでしょうか?

 一番分かりやすいのが、「作業・業務プロセスを共通にして技術伝承をしやすくする」ということかもしれませんね。

いわゆる「マニュアル化」に代表されるかもしれません。

「技術伝承のしやすさ」というのは、「面倒臭さ」の解消という意味からコスト削減にもつながります。

しかし、一方で「面倒臭さ」を「伝える手間」ばかりにフォーカスしてしまうと、「プロセス自体のムリ・ムダ・ムラ」が温存されやすいのも事実です。これが「埋没コスト」化してしまうんです。

標準化というのは、業務を見直したり、改善とセットでないと、「ムリ・ムダ・ムラ」が温存されかねないこともわすれないようにしておきたいところです。

以前に申し上げた、RPAを導入するときも同じで、そのままシステム化・自動化するというのは、問題を隠してしまうことにつながることは頭の片隅においていただけるといいと思います。

標準化には他にも落とし穴がありますが、またそれは次回お話します。