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標準化の落とし穴2

先日、私とCTOが書いた論文が書籍に掲載されました。

駄文でも形になるというのは嬉しいものですね。

さて、前回にお話した標準化、「改善しない標準化」以外にも落とし穴が結構あるんですね。

何回かに分けて、よくあるパターンについてお話します。

今回は2つ目

「うちは特別症候群」

 ちょっと言い方が厳しいですかね(笑)

これは、ちょっと分析的な言い方をすると

「共通項目と独自性の区分が上手く行っていない」パターンとも言えます。

業務を進めていく上では、色んな要素技術や手順を組み合わせて行うことが殆どで1から10まで全部独自というのは殆どありません。新しい技術であっても、それを支える周辺技術というのは従前の技術を組み合わせたものが多いのが現実です。

しかし、それらをザックリと捉えて「標準化は難しい」となってしまう。

たとえば、その業務自体が他社と比較した際に、優位性(競争優位性)があるような業務であればまだいいのですが、だいたい「標準化は難しい」という場合は、優位性についての議論すらされていないケースが多いんです。

これが現実。

つまり、ざっくりゼロサムの議論をしてしまうから、こんなことが起きやすいんです。

よくよく見ると、本当に独自性があるものというのは、一部でしかないケースが殆ど。

議論も面倒だし、「うちは特別」と言っている場合は、実態は当該業務に慣れきってしまって、ほかの方法もあまり考える必然性もないし、そもそも他の方法を知らないので「特別」と言い切ってしまうこともあるのです。

あとは、そもそも他社のやり方も含めて、汎用的なやり方をあまり調査もしていないケース。

厳しい言い方かもしれませんが、勉強不足とも言えるかもしれません。