ワークライフ

意思決定者のみなさーん、あなたは「そのアイデアのターゲット」ではないかもしれませんよ

 先日、会社で若手からある仕組みについて、アニメを用いたプレゼンを受けました。

 はい、さっぱり分かりません(笑)

 「艦これ」だとか「けものフレンズ」という名前は知っていますが、中身まではさっぱり

 うちのマネジメントメンバーはほぼ全員40代と若いつもりではありますが、ほぼ全員付いていけませんでした(笑)

 なので、その内容については若手に任せることにしました。

 だって、意志決定者は明らかにターゲットではありませんから。

 ふと、こういうときに私が以前に関わったことがある会社だったらどう意思決定するだろうか?とも思ったのですが「分からない=やらない」ということが容易に想像付きました。色んなアイデアが出てくるのですが、結局自分の感覚と合わないものは全て×となってしまうのです。

 「ターゲットと意志決定者にずれがある」というのはよくあります。しかし、意志決定者が「自分の感覚だけ」で判断してしまうんですね。

 これではせっかくアイデアを考えようとしても、意志決定者の感覚に合わないといつまでも通らないので、だんだんと「やっても無駄」になってしまいかねません。それどころか「お客様を見ずに意志決定者ばかりを見る」という状態になってしまいます。

 会社経営上、リスクマネジメントというのは大切ですが、それは「どの程度のリスクが発生するだろうか?」「リスクテイクしても問題ないものなのか?」という観点で考えるだけで、「危ない=やらない」ではないのです。

しかも、「リスク」はネガティブなものとして捉えられがちですが、リスクとはあくまでも「振れ幅」の問題でしかなく、良い方向に振れることもあるし、その逆もあるだけです。

 今回の場合は、前向きな取り組みなのでOKでしたが、ややもすると「理解できない=やらない」となってしまいかねないことを思い出して、ゾッとした次第です。

 そういう意味でも、手前味噌ではありますが、「知らないことを知らない」とハッキリと言える仲間に恵まれて良かったと思いました。

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