テクノロジー

得意分野が違う同士喧嘩しても何も産まれない

 ITシステムを導入する際に、「●●人分工数が減ります」というロジックで導入することがあることは、以前から述べていますが、もうそんな時代じゃありませんよというお話です。

 ITの人にはない特徴を言うと、ざっくり以下の通りかな?と思います。

 ・「繰り返し」がめっちゃ得意

 ・「大量の情報」を扱うのがめっちゃ得意

 ・大量の情報×繰り返しの組合せだとめっちゃ速い

 「文句を言わない」というのは無いのか?と疑問に思うかもしれませんが、ITの場合文句は言いませんが、想定レベルを超えると遅くなり、それを超えると止まります。

 文句を言うには、そういう仕様にしなくてはいけません(笑)

 つまり、業務をIT化して工数を減らすというのではなく、そもそも「得意なところは得意な人に任せましょう」という話なんです。

 特にスピードと正確性が求められるのであれば、もう人が一生懸命努力する時間をかけると外部環境の変化についていけなくなる。

 仮に人を雇うとしても、そもそももう人が集まらない。

 だからITなのです。

 結局は同じことを何度も言っていますが、淡々とやる作業は人はあまり得意ではありません。

飽きますし、注意力が散漫になってしまうことの方が多い。(もちろん、ものすごい集中力を発揮してやる方もいらっしゃいます。が、そんなスーパーマンは少数なのが現実です)

 人は楽しいことが大好きですし、適切な変化を好みます(難しいのが変化が大きすぎると、今度はストレスが溜まる)

 ITは楽しいかどうかは関係ありません。変化に対応させるには、その仕様を入れ込むしかありません。

 となると、柔軟に対応できるのは人間が得意な領域。

 お互い得意な領域を担当して、それぞれが力を発揮できればいいだけの話です。

 これは実はITに限らず、組織マネジメントに共通する話です。

 誰もがオールマイティにできるというのは、そもそも幻想でしかなく、無理矢理一律にさせるというのは無理筋だと考えた方がいいでしょう。

 だからITは人間にはなれません。

 人もIT並にはなれません。だからお互い領域が異なるので、敵対するという考えにそもそも無理があると思っています。

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