問題解決

反発があるのは当たり前だけど、それを反発する側が言うとかなり危険ですよ。

 新しいことをやろうとすると、必ず反発があるというのは前回申し上げましたが、実は「反発があることが当たり前」というのは、企画者側や変革を起こす側が考えるべきことである一方、反発する側が「当たり前」と思うのは結構危険なことでもあります。

 反発する側というのは、「反発することが当たり前」と思っているが故に、「反発されること」に立つことはあまりしません。

 いくつか理由があるかもしれません。全然MECEではありませんが、例えば

1)反発されることが大変だと気付いている

2)自分が本流だと思っている

3)自分が「お客さんモード」だと気付いていない

1の場合は、個人が組織の中で生き抜くための術から学んできたのでしょうか?ある意味賢いかもしれません。まぁ、その観察眼や学習能力の高さはあるかもしれません。ただ、その能力の使い方を変えてみるといいのですが。。

2はちょっとやっかいですね。いわゆる「前例主義」がはびこる組織によくあるパターンです。

別に「前例主義」という「主義」が存在しているわけではなく、「何か提案したら、リスクヘッジという名の下、完璧にするという名の下に突っ込みを受けまくる。しかも解決策を考えるのがお前の仕事だ」とか「お前が言い出しっぺなんだからやれ」とかいう、論理的なようで全然論理的ではない言動がある会社で起きがちなのです。

 いわゆる「言った者、やったものが損をする」という奴で、だれもチャレンジしようとしないんですね。チャレンジしようとすると、評価が下がりますので、一番合理的な行動は「チャレンジしない」ということになります。

 結果的に、粛々、淡々と仕事をすることが一番いいわけです。

3はもっとやっかいです。反発というのは、新しいことが提示されるわけですから、その提示されることになれきってしまっているわけです。つまり「お客さんモード」です。

 これに気付いていないと、もうやっかい極まりありません。

実は周囲に支えられているにもかかわらず、自分は常に正しく、「分かっていない人に指導をしている」くらいの認識だったりします。

 組織レベルで考える前に、個人レベルで考えて行ったときに、このような3つの人になりたいか?を冷静に考えると、多くの方が否でしょう。だって魅力的じゃないですもの。

 別に常に新しいことアイデアを考えるということなのではなく、新しいことが出てきても、一旦自分の頭で考えて見る方が実は個人レベルでも組織レベルでも実はとても合理的な行動なんですよね。

もし、変化に巻き込まれたとしても、自分の頭で考える癖がついていると、その変化も冷静に見ることができて、心穏やかに変化の波を乗ることができたりします。

単なる反発や反対というのは、歴史を見ても常に何も実現できていないことばかりです。残念ながら。アンチ巨人とかいいますが「アンチ」は巨人が存在して初めて存在するのです(笑)

反対ばかりして、何も実現できないことというは、ストレスたまりますよ。そのストレスから開放されるという観点からも、自分なりに変化やチャレンジについて考えてみるといいかもしれませんね。

ピックアップ記事

  1. AIエンジニアリングのWebサイトが公開になりました
  2. 求人ページ専用のページを追加しました
  3. スカイディスクと 水処理関連のスマートファクトリー化を促進

関連記事

  1. 問題解決

    人を増やすともっと忙しくなる怪

    人を採用するのがどんどん大変になってきているのですが、やはりビジネス…

  2. 問題解決

    貢献意欲「だけ」に支えられる現場は危ない

    日本の工場の現場を見る時に、本当に感心するのが「貢献意欲の高さ」です。…

  3. 問題解決

    「正解」を求めることが時には「不正解」になるパラドックス

     引き続き東南アジアの出張先からブログを書きます。 前回、「…

  4. 問題解決

    「完璧」とは実は作り手の保身だったりする

    のっけから一生懸命やっている人に喧嘩を売るようなタイトルですが(笑)…

  5. 問題解決

    「そこはボールをすくうように軽く!」ってできたら苦労しません

     「ここで、あれしといて」「OK」 時々ビックリするほどあうんの…

  6. 問題解決

    重箱の 隅をつついて ドヤ顔る そのドヤ顔に 金がかかるとも知らず(字余り)

     ある仕組みを導入すると必ず出てくるのが「滅多に出てこない事象を出し…

2019年5月
« 4月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近の記事

  1. テクノロジー

    平成最後に思うこと
  2. テクノロジー

    ITは人の能力を最大限に引き出す最強のツールである
  3. 問題解決

    反発があるのは当たり前だけど、それを反発する側が言うとかなり危険ですよ。
  4. ワークライフ

    現場走るのは、まさかアピールのためじゃないですよね?
  5. テクノロジー

    「うちもAI導入しよう!」は意外とバカに出来ない
PAGE TOP