テクノロジー

事件は現場で起きているけども、現場以外も見ないと偉い目に遭う

 「事件は会議室で起きているんじゃない!現場で起きているんだ!」

 昔、日本の刑事ドラマであった有名な台詞です。流行りましたね。私も好きで見ていました。(今でも時々見ています(笑))

 こういう台詞を聞くと、多くの人がスッキリするんでしょうね。

 みんな現場が大好きですから。

 この台詞、小賢しく言うと、「現場を見ずに上が勝手に指示を出したら、現場が混乱してしまう。きちんと現場を見ろ」という警告メッセージとなるのでしょうか?(笑)

 確かにその通りなんですが、気を付けないと全て現場に問題解決を丸投げされるケースだってあるわけです(笑)

 ここ数年で一気に拡がってきた「働き方改革」

 サイボウズ社がかなり刺激的な広告を打ってましたね。

 「労働時間削減、結局現場にムチャぶりですか?」

もう笑ってしまいました(笑)

 結局、「現場中心主義」みたいなものが、こういう形でブーメランのように返ってきてしまうわけです。

 「上は現場(で何が起きているのかという情報)を知らない」という話は、このブログで何度もしました。

 現場で働く人からすると、「何でいちいち情報を共有しないといけないか理由がよく分からない」

上からすると「現場のことが分からないから指示が出しにくいので、現場で決めて貰う」

 厳しい言い方かもしれませんが、相互の甘えが発生しているわけです。

 そして、両者に共通するのは「情報の軽視」

 情報の軽視というのは、実は今に始まったことではなく、昔から戦争においてもよく語られます。

 負けた側は、 情報を取得していたかもしれないけども、その情報は「自分たちの仮説に基づく情報収集」でしかなかったり、そしてその仮説そのものが「自分たちにとって都合の良いもの」であったりしたのかもしれません。

 そして、勝った側は「勝ちパターン」をブラッシュアップしないと、暫くして負け戦をしてしまう。

もう、歴史で何度も繰り返されているんですよね。

 正しい判断や行動をするためには、やはり正確な事実情報がないとどうにもなりません。

 元気よく生きるるためにはキチンとメシを喰わないといけない。

 元気よく生きるためにはちゃんと寝ないといけない

これと同じくらい大切です。しかし、人間はついつい「自分の都合の良い情報」ばかり集めてしまうものです。

 本当に正確な情報を取得しているのか?ということを謙虚に向き合うしかないのかもしれないと、最近考えています。

 謙虚に情報に向き合わない組織は必ず痛い目に遭い、無視し続ける組織は必ず没落してしまいます。

 ちょっとだけ哲学的な話です。

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