問題解決

標準化の落とし穴4

2週連続3連休なんですね。カレンダー見て今頃気付きました。

さて、前回の続き。そろそろ飽きてきましたか?(笑)もう少しで終わります

今回のテーマは「みかけのコストに騙されてコスト増加につながってしまう」落とし穴です

前回お話しした全体最適とか疎結合とも繋がるかもしれませんが、標準化を行う際に何らかの許可や稟議など「お伺い」を立てることがあると思います。

稟議を通す上で一番簡単な方法は「コスト削減」なんですが、正直コスト削減効果を出すほどの余地が残っていないというのもあるかもしれません。

本来、コスト削減ではなくて「原価の作り込み」と言ったりするんですが、どうしても昨対比みたいなことで見られてしまいます。そうすると、本来コスト削減しちゃいけないところまで削減してしまうケースも起きてしまうんですよ。

もう「削減」しかみていないような上司の下で仕事をするときなんかは悲劇です(笑)

とはいいつつ、稟議を通さないといけないのもサラリーマンの辛さ。コスト削減効果を無理矢理出すために、全体最適であったり、自分たちのビジネスの強みなんかほおってしまい、自分たちの組織に最適化させたやり方をしてしまうことがあるんですね

そうなってしまう理由はいくつかありますが、一番多いけども誰も口にしないのが「他の部署、他人との調整が面倒くさい」という奴です。

格好良く言うと「コミュニケーションコストが高い」という奴です(笑)

でも、それを言うとドツボにはまるので、誰もいいません。

そして、「どうせコスト削減効果を算出しても、後で検証されないからいいじゃないか」という、ぶっちゃけた心の声がささやきます(笑)

そうやって、計算上のコスト削減効果ができあがるわけですね。

ところが、標準化というのは仕組みやシステム、業務プロセスが絡みますし、そしてそれを変える手間も当然発生します。

一度手間をかけて変えると、人は変えたがらないものなのです。

 となると、部分最適化した「標準」が、温存されてしまうリスクが生じてしまいます。

仮に変えるとしても、もの凄く面倒くさい。これではなかなかやろうとしなくなります。

だって「その部署では」コスト削減になっているから。

他の部署との調整をして、全体最適を図ると、今度は自部門のコストが上がるリスクが生じてしまうんですね。

当該部署としてはそれは絶対に避けたい。

仮に自部署のコストアップを譲って、全体としてのコストが下がったとしても、部署単位でコスト削減効果を見て、それで評価する限り「心ある人」しか頑張ることなんてできませんし、それに頼ってもいずれ疲弊します(馬鹿馬鹿しくなる)

そして、全体としてみるとコストが全然減っていない。

標準化とその効果測定という所にも落とし穴が生じやすいのです。

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